本店バイヤーお勧め花材 ローズ 【神生バラ園(かのうばらえん)】
贈る人も、受け取る人も、そして育てる私たちも、バラを通して幸せな気持ちになれるように。一輪一輪に想いを込めて。
公園店本店展開期間:10/31〜11/16
今回は、茨城県石岡市にある筑波山麓・自然と人の暮らしが程よい距離感を保ち「にほんの里100選」にも選ばれた美しい里山にある神生(かのう)バラ園をご紹介します。
1974年からバラ生産をスタート。現在は約1,400坪の農園でバラをはじめとして、宿根草・枝物・1年草などの栽培を2代目の神生潤一さんが担っています。
ロサオリエンティスの繊細な花姿や香りには、思わず心を奪われます。
神生バラ園さんはその魅力を最大限に引き出し、丁寧に育て上げる産地の一つです。
温室栽培ならではの端正な美しさに加え、露地栽培のフィヤージュが持つ自然な表情や揺らぎとの組み合わせは、まさに神生さんならではの提案。
花一輪一輪に込められた想いが感じられ、デザインに深みを与えてくれます。
日本で育種された多くの品種を栽培
常に25品種位の種類のバラを育てています。
最近は日本で育種された、日本にしかないバラ、日本でしか買えないものを多く取り入れています。
「パリス」とか「ブルーグラビティ」もそうですね。毎年試作で何品種も植えており、年間発表できるのがそのうち2~3種程。
新しい品種に挑戦するのはとてもワクワクします。ここ数年はバラ以外のバラに添えられるフィヤージュ(バラに添えるグリーンや枝物、草花)も作っています。
そのグリーンも庭木をベースにしたマニアックなものが多いです。
育てている主な品目・品種
【バラ】 カルツァークライン、シュバルツシルト、シャルール、メアリーレノックス等の日本生まれのガーデンローズを多数作付
【フィヤージュ】フィソカーパスやユーカリ等の枝物
カラミンサなどのハーブ
その他、希少種ばかりを約20品目作付
生産者神生さんに伺いました。
■ 特に自信のあるポイントは?(こだわり・他と違う点)
植物の光合成を最大限に活かす環境づくりを基本とし、データ管理と経験を融合した栽培を行っています。
人が作るのではなく、バラが「育つ」環境を整えることを大切に生産しています。
■ どんな想いで花を育てていますか?
贈る人も、受け取る人も、そして育てる私たちも、バラを通して幸せな気持ちになれるように。
一輪一輪に想いを込めて育てています。
■ 花づくりの中で、嬉しかったこと・大変だったこと
2025年日本バラ切花品評会で最高金賞「農林水産大臣」を受賞しました。
■ おすすめの楽しみ方や飾り方
バラは水切りをこまめに行い、花瓶の水を清潔に保つと長く楽しめます。
涼しい場所に飾るとより美しく咲き続けてくれます。
ぜひ店頭にて、こだわりぬいて育てられたバラをご堪能ください。





